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RSIとは|買われすぎ・売られすぎの見方と注意点

公開日:2026年10月27日

結論:RSI(相対力指数)は、一定期間の値動きのうち上昇の勢いがどれだけを占めるかを0〜100で表す指標です。一般に70以上が「買われすぎ」、30以下が「売られすぎ」の目安とされます。ただし強い上昇や下落の流れでは、70超や30割れの状態が長く続くことがあります。数値だけで売買を決めず、移動平均線などで流れを確認してから使うのが基本です。

移動平均線やローソク足の次に覚えたいのがRSIです。この記事では、RSIの仕組みと計算の考え方、70・30という目安の意味、移動平均線との違い、そして初心者が陥りやすい使い方の注意点を順に解説します。

RSIとは「値動きの勢いの偏り」を測る指標

RSIは、直近の値動きが上げと下げのどちらに偏っているかを数値にしたものです。正式名称は Relative Strength Index(相対力指数)で、「アールエスアイ」と読みます。

1970年代に米国のJ・W・ワイルダー氏が考案した指標として知られています。 多くのチャートツールに標準で入っており、カブテラのようなシミュレーションで練習するときにも目にする機会が多い指標です。

RSIの計算の考え方

RSIは「期間中の上昇幅の合計」が「上昇幅と下落幅の合計」のうち何%を占めるかで計算します。式にすると次のとおりです。

RSI = 上昇幅の合計 ÷(上昇幅の合計 + 下落幅の合計)× 100

架空の例で考えてみましょう。株価100ドル前後で動く銘柄の、直近14日間の値動きが次のようだったとします。

項目値
値上がりした日の上昇幅の合計12ドル
値下がりした日の下落幅の合計8ドル
RSI12 ÷(12+8)× 100 = 60

上昇幅が全体の6割を占めているので、RSIは60です。もし14日間ずっと上がり続ければ、下落幅が0なのでRSIは100になります。

実際のツールでは、平均の取り方に工夫を加えた計算(ワイルダーの平滑化)が使われることが多く、ツールによって数値が少しずれることがあります。考え方は同じなので、まずは上の式で意味をつかめば十分です。

70以上・30以下の目安と、その読み方

一般的な目安は「70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎ」です。これは「短期間に一方向へ動きすぎている」という意味で、すぐに反転するという意味ではありません。

RSIの水準一般的な解釈注意点
70以上買われすぎ。上昇の勢いが強い強い上昇相場では長く続く
50前後勢いが釣り合っている方向感がない相場に多い
30以下売られすぎ。下落の勢いが強い強い下落相場では長く続く

80・20を目安にする人もいます。基準を厳しくすると、サインの回数は減る代わりに見逃しも増えます。どの基準が良いかは相場によって変わり、正解はありません。

RSIと移動平均線の違い

移動平均線は「流れの方向」を見る道具で、RSIは「勢いの偏り」を見る道具です。役割が違うので、片方だけでなく組み合わせて使うと見え方が変わります。

比べる点移動平均線RSI
分類トレンド系(流れを見る)オシレーター系(過熱感を見る)
表示場所ローソク足に重ねるチャートの下に別枠で表示
役立ちやすい相場一方向に動き続ける相場一定の範囲で上下する相場
苦手な相場横ばい相場(クロスが頻発)強い上昇・下落相場(張り付く)

「オシレーター」は振り子のように上下に振れる指標という意味です。得意な相場と苦手な相場がちょうど逆になっている点がポイントです。

たとえば、200日移動平均線が上向きで株価がその上にある銘柄なら、上昇の流れの中にあります。この状況でRSIが30近くまで下がったら「流れの中の一時的な下げ」と見る、という組み合わせ方があります。反対に移動平均線が下向きのときは、RSIが30を割っても下げが続く場面に注意します。

ダイバージェンス(逆行現象)とは

ダイバージェンスとは、株価とRSIが逆の方向に動く現象です。勢いの衰えを示す手がかりとして使われます。

架空の例では、株価が110ドルから115ドルへ高値を更新したのに、RSIは78から68へ下がっている、といった形です。値上がりは続いていても、上げ幅が小さくなっていることを表しています。

ただし、ダイバージェンスが出たあとも流れが続くことは珍しくありません。「転換の予告」ではなく「勢いの変化に気づくきっかけ」として受け止めましょう。

RSIを使うときの注意点

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よくある質問

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本記事は投資の学習を目的とした一般的な情報提供であり、特定の銘柄・商品や売買手法を推奨するものではありません。RSIの数値や目安は売買のタイミングを示すものではありません。テクニカル指標は過去の値動きを加工したものであり、将来の値動きを保証するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。実際の投資判断はご自身の責任で行ってください。カブテラは仮想資金による投資シミュレーションであり、実際の金融商品の売買は行いません。