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ドルコスト平均法とは|仕組みとメリット・デメリットをやさしく解説

公開日:2026年6月30日 / 更新日:2026年9月26日

結論:ドルコスト平均法は、価格に関係なく毎回一定の「金額」で買い続ける方法です。価格が高いときは少なく、安いときは多く買うことになるため、平均購入単価が平準化されます。「いつ買うか」を判断しなくて済むのが最大の利点ですが、損失を防ぐ手法ではありません。価格が下がり続ける対象では、買い増すほど損失が膨らみます。

積立投資の説明で必ず登場するのがドルコスト平均法です。仕組みはシンプルですが、「なぜ平均単価が下がるのか」「一括投資と比べてどうなのか」を数字で確認しておくと、納得して続けられるようになります。

仕組み:なぜ平均単価が下がるのか

毎月1万円ずつ、同じ商品を4か月買い続けた場合を見てみます。

月価格投資額買えた数量
1月1,000円10,000円10口
2月500円10,000円20口
3月800円10,000円12.5口
4月1,000円10,000円10口
合計—40,000円52.5口

平均購入単価は 40,000円 ÷ 52.5口 = 約762円です。一方、4か月の価格の単純平均は(1,000+500+800+1,000)÷ 4 = 825円。約63円安く買えたことになります。

からくりは2月にあります。価格が半分になったとき、同じ1万円で2倍の数量を買えました。安いときに自動的に多く買う——これがドルコスト平均法の効果です。

この時点での評価額は 52.5口 × 1,000円 = 52,500円。投資額40,000円に対して12,500円のプラスです。価格は1月と同じ1,000円に戻っただけなのに利益が出ているのは、途中の安い時期に多く買えたためです。

同じ数量を買う方法との違い

毎月「10口ずつ」買う方法(定量購入)だと、平均単価は価格の単純平均である825円になります。金額を固定するからこそ、安いときに多く買う効果が生まれます。この違いは見落とされがちなので、押さえておきましょう。

メリット

デメリット・注意点

一括投資との比較

相場の動き有利なのは
右肩上がりに上昇一括投資
下がってから戻るドルコスト平均法
上下を繰り返すドルコスト平均法
下がり続けるどちらも損失(積立のほうが損失額は抑えられる)

どれになるかは事後にしか分かりません。ドルコスト平均法が選ばれるのは「有利だから」ではなく、判断を不要にして続けやすくするためだと理解しておくとよいでしょう。

よくある誤解

実践するときのポイント

  1. 広く分散された対象を選ぶ:個別株より、指数に連動するETFや投資信託のほうが、この手法の前提に合います。
  2. 無理のない金額にする:途中でやめる金額設定では意味がありません。
  3. 自動化する:手動だと下落時に買う手が止まります。
  4. 下落局面こそ続ける:安く多く買える時期です。ここでやめると効果が失われます。

NISAのつみたて投資枠は、この手法を実行するために設計された枠と言えます。複利と組み合わせることで、長期の効果がさらに効いてきます。

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よくある質問

関連ガイド

本記事は投資の学習を目的とした一般的な情報提供であり、特定の銘柄・商品や特定の投資手法を推奨するものではありません。記事中の数値は説明のための計算例です。ドルコスト平均法は損失を回避できることを保証する手法ではありません。投資には元本割れのリスクがあります。実際の投資判断はご自身の責任で行ってください。カブテラは仮想資金による投資シミュレーションであり、実際の金融商品の売買は行いません。